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2008/01/26 (Sat)
「リサイクル」
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火力発電で大量に出る石炭灰。今までは埋め立てに使っていた。でも発電所の近くにある埋め立て地はほぼ埋まってしまって、毎日大量に出る石炭灰の処理が急務になっているらしい。

で、ある起業家が取り組んだのは、石炭灰と廃ペットボトルを混ぜて、コンクリと同等の強度で、しかも重さが5分の1という新素材を作る事業。

事業というからには、利益が出ないとダメ。リサイクルした新素材を作るだけでは利益にはならない訳で。で、その新素材を使って、地元で需要のある製品を開発、です。そうすれば運搬コストの削減=利益に繋がる、ってわけですね。


日本の場合、リサイクルは民間企業のほうがいいように思う。利益が見込めるならば、技術開発に手間を惜しまない国民性。アイデアを実現させる努力と忍耐。国にまかせていては結果はなかなか出ないんでは。


リサイクル、言葉のイメージで捉えると「利益」なんかとはつなげて考えるようなものではない感じやけど、実際のところ、「利益」が無いところに誰も投資なんかせんよなぁ。どうしたら儲かるか。投資するだけの価値、将来性がないと金は出さんわな。

いくら国が金だしたって、利益になるならないとかと無縁の人が携わるのと、儲かる為に努力を惜しまない人が携わるのでは、ゼンゼン違うやろね。


現在、レアメタルの高騰で廃基盤のリサイクル処理もだいぶ利益が出る様になってきたらしい。北九州の企業は海外から廃基盤を輸入、リサイクル処理してレアメタルを売って利益を上げているらしい。鉱石を直接買うより儲かるみたい。


日本は資源の無い国。輸入した資源を使えるだけ使って、最後の一片まで使い切る事が出来たら。


リサイクルする技術は、ある。ただそれに金がかかる。リサイクル後の製品、の需要が少ないから、コストがかかる訳で。


あとはアイデアと努力、かな。





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