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2008/07/22 (Tue)
「『ホテル・ルワンダ』」
Comments(0) | TrackBack() | 映画

「ホテル・ルワンダ」2004年/英・伊・南アフリカ


監督:テリー・ジョージ
脚本:テリー・ジョージ/ケア・ピアソン
出演:ドン・チードル/ソフィー・オコネドー/ニック・ノルティ/ホアキン・フェニックス/ジャン・レノ/ファナ・モコエナ


1994年アフリカ中部にあるルワンダで、ツチ族とフツ族の民族対立による武力衝突「ルワンダ紛争」を描いた、実話に基にした物語。

主演のドン・チードルはこの作品でアカデミー主演男優賞にノミネートされてる。

ルワンダの旧宗主国ベルギーの人種分別政策によって、対立するフツ族とツチ族。フツ族過激派がツチ族やフツ族の穏健派を120万人以上虐殺するという状況の中、ホテルマンであるポール・ルセサバギナは1200名以上を自分が働いていたホテルに匿う。


結構、批判的な内容かな。アメリカの軍事介入とかに。実際、その通りなんやろうけどね。

日本の人は、ルワンダ紛争の事とか、どれくらい知ってるんやろ?あんまり報道とかされてないし、詳しく知ってる人って意外に少ないんかな。コンゴとかダルフールとかもそうやけど。

百日あまりの武力抗争で、ツチ族とフツ族穏健派が80万人以上も虐殺されてる。信じられへんことやな。でもアメリカやその他ヨーロッパ諸国は武力介入せず。いや、したんやけど紛争鎮圧にはあたらずで、結局ツチ族反乱軍によるフツ族過激派排除によって紛争は収まる。映画はそこで終わる。

そやけど、現実には終わりは無い。おそらく、人種間の問題も残るやろうし、なにより犠牲が大きすぎると思う。120万人。



世界のどこかで今も沢山の人たちが難民キャンプで生活している。個人単位ではなんの役にも立たへんけど、知っておく必要はあると思う。


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