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2007/05/30 (Wed)
「ジャッキー」
Comments(1) | TrackBack() | 映画
チェンです。ジャッキーチェンです。

先ほど、ジャッキーの作品「酔拳2」にジャッキー扮するウォン・フェイフォンの母親役のアニタ・ムイの映像をYou Tubeで検索。当然酔拳2の映像が多数。

で、久々にアニタ・ムイ出演シーンを観た訳ですが、改めてすばらしい女優さんだなと。再確認。

それと同時に、「酔拳」という映画の魅力。


「酔拳」、まぁ、日本で云うとこの時代劇。酔拳の劇中の主役である「ウォン・フェイフォン」、歴史上の超有名人で、日本で云うと忠臣蔵の大石内蔵助みたいなもんか。違うか。

とにかく「ウォン・フェイフォン」というキャラで、数々の役者さんが数々のエピソードをもとに演じられておる訳です。ジャッキーもそのうちの一人。
「ウォン・フェイフォン」の当たり役と云えば、やはりリー・リンチェイ。ジェット・リーとも云う。かな。

そう、ジャッキーは当たり役ではないと思う。「ウォン・フェイフォン」に関してはね。酔拳、設定では一応フェイフォンやけど、まぁ、それほど重要じゃないよな。フェイフォン物としては異色作、ってことになるんやろか。

オレもそれほど詳しくはないから、??なんやけども。


で、酔拳。酔拳のモデルになった拳法ってのは実在するらしい。「酔えば酔うほど強くなる」...わきゃないよね。酔って強くなるなら木屋町あたりは物騒で仕方がない。

モデルになった拳法の動きが、端から見ると「酔ったように」見えるから、通称「酔拳」ってなところらしい。相手の攻撃を紙一重でかわす、かわした動きを攻撃の予備動作にすると、円を描くような、ふらふらした感じに見えて、酔っぱらいに見えるんやって。

それをまぁ、ジャッキーはディフォルメして酔拳にしたわけやけども、これが絶妙というか。

香港映画によくある設定で、門外不出の秘拳を、敵討ちのために主人公が必死の修行、死闘の末勝利を収める。ってのがあって、この秘拳ってのが、子供の心を捉えるんやな。酔拳でもこの辺りがかなりソソるところで、「酔八仙」、八人の仙人を八つの型とみたてて、修行シーンに挿入。修行するジャッキーをバックに、仙人の説明と秘拳の極意が記された絵巻物風秘伝書をちらつかせる。ソソるな。

そして、酒。

酒を飲む→酔っぱらう→違う自分(強い自分)になれる

てな感じかな。変身ヒーローものと同じやね。なかなかに絶妙。だって、酒、家にあるもん。本物が。変身ベルトとかって、そうそうないやん?家に。あ、でも、酔拳劇中で飲んでる酒、あれ何酒??とは思った。(花彫という、紹興酒の一種らしい。)

アメリカの映画やTVドラマでも、なにやらフルーツみたいなのとか、何か分からんもの食べてるよな。あれ、なにやろ。プルーン?


だらだら書いたけど、それだけ「酔拳」が面白いってことやな。特に「酔拳2」。母親役のアニタ・ムイ最高。ラストのジャッキーの汚れっぷりなんかは、必見。ハリウッドスターとは思えませんな。





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1. posted by コミド(ビリヂアン)  2007/05/31 16:04
ジャッキーの「酔拳2」は
あまりにもラストがダークすぎると、苦情がきて、
パターンが二種類あるんでしたっけ?

アニタ・ムイさん、素晴らしい女優さんですね。
早くして亡くなられたのがとても残念です・・・。

私はリンチェのウォン・フェイ・フォン黄飛鴻ものが
大好きです!
「ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ」
(ワンチャイシリーズのパロディ版にリンチェ本人が主演)
では、リンチェの酔拳が拝めますね。

ジャッキー、
北京オリンピックで太極拳を披露するという噂は
本当なのでしょうか。
リンチェとジャッキーの共演作も、
数年前から企画があるのになかなか
動きだしませんね。
楽しみです。

長々、失礼しました!
Re:無題

ども、ビリジアンさん。

さすがにお詳しいですな、香港ネタ。

フェイフォンはやっぱりリンチェイやね。オレも好きです。


ジャッキーの北京オリンピック太極拳、是非実現してもらいたい。

太極拳ならリンチェイの方が上手いかな?

2007/06/01 00:30

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