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2006/09/24 (Sun)
「第31作『男はつらいよ 旅と女と寅次郎』」
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2作品いっぺんに観たので、いっぺんに記します。


第31作『男はつらいよ 旅と女と寅次郎

マドンナは演歌の女王、都はるみ。劇中の役柄も、「京はるみ」という演歌歌手という、そのままの役で出演。その他出演陣に、細川たかし、藤岡琢也、ベンガル、木の葉のこ等々。

満男の運動会の参観を断られた寅次郎、そのまま旅へ。旅先の新潟は佐渡島で、行方をくらましている演歌歌手、「京はるみ」と出会う。京はるみの行方をさがしていたマネージャーに見つかり、二人は佐渡島で別れることに。すっかり恋する寅さん。いっぽう京はるみは恋人がいて、佐渡島でのお礼にと後日柴又のとらやを訪れた京はるみにその事を打ち明けられ、寅さん見事撃沈。あわれ寅次郎失恋の旅路へ…

都はるみの歌声もたっぷりと堪能できる作品です。寅さんとの奇跡のデュエットもあります。



第32作『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎

この作品、良かったねぇ。面白かった。

マドンナに竹下景子、その弟役に中井貴一、その恋人役に杉田かおる。竹下景子の父親役に、二代目おいちゃんの松村達雄が。いい役者さんですな。その他コント・レオナルド(レオナルド熊、石倉三郎)、あき竹城、と、そうそうたるメンバーの出演陣。

我らが寅さん、旅先でさくらの夫、ひろしの父親の墓参りへ岡山は高梁へと立ち寄る。そこでお墓のあるお寺の住職(松村達雄)の娘、朋子(竹下景子)と出会う。朋子が出戻りの独り身と知り、がぜん恋する寅次郎。いつもどおりマドンナの好意に勘違い恋心を募らせる寅次郎。しかし今回は恋敵がいなく、ラストの柴又駅での別れのシーンで、朋子は明らかに寅に想いを寄せているという態度。到着する列車。寅次郎、何を思う…。


見所満載の作品。寅がなぜかお坊さんになって法事でお経をあげることになり、ついには法事で岡山に帰ってきたさくら・ひろし夫婦の法要の席でお経をあげる事に。さくら顔面蒼白。

朋子の弟役の中井貴一とその恋人杉田かおるの、とらやの二階でのラブシーンもなかなかによいシーンでしたな。

なんといってもこの作品はラストシーンです。グイグイ来たねぇ。いまのところベストな失恋シーンです。ってか、これ、失恋ではないよな。寅さんがフッた、よな。

なるほど、「男はつらいよ」。ツライねぇ、寅さん。

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