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2008/09/27 (Sat)
「『ハウルの動く城』」
Comments(0) | TrackBack() | 映画

「ハウルの動く城」2004年/日本

監督・脚本:宮崎駿
出演:倍賞千恵子/木村拓哉/美輪明宏/我修院達也


やっときっちり鑑賞。

この映画、周りの評判はあまり良くなかったんやけど、これ、スゴい映画やと思う。

宮崎駿監督、とうとうこんな高みまで。素晴らしい。

なんか分かりにくいだとか、ラストに納得いかないだとか、色々聞くんやけど、オレはそんな事無かった。むしろ宮崎色爆発の素晴らしい脚本と演出の、完璧な作品やと思う。映画を観る醍醐味も十分に感じることが出来た。想像を掻き立てられたし、テーマとかメッセージも伝わった。

分かりにくいっていう感想は多分、この映画自体説明をガッツリと省略してるからやと思う。山田洋次監督の「男はつらいよ」も大胆な省略と偉大なるワンパターンで根強いファンを獲得したと思うんやけど、宮崎監督もそういった感じになってきたんやないやろか。

この映画、観終わったあとに沢山のイメージが湧いてきて、色々議論したくなる。ソフィーの呪いのことやハウルの謎、動く城のこと、星の子とか。

とにかくキャラの描写がもう素晴らしい。これは他のアニメでは全くと云っていい程期待出来ない部分。ホントに素晴らしい。台詞や間、仕草。これは映画に感情移入する上で大事な説得力のひとつになる。リアルな、ではなくて、っぽい、やね。


この映画、観た方が良いよ、絶対。おすすめ。これまで宮崎監督作品は「もののけ姫」が一番と思ってたけど、いまは「ハウル〜」やなぁ。



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